平成29年度第5回教養教育センター講座「粘菌アメーバに学ぶモノを使ったコンピューターの可能性」(2017/12/20開催)

平成29年度第5回教養教育センター講座
「粘菌アメーバに学ぶモノを使ったコンピューターの可能性」

 来たる12月20日、慶應義塾大学 環境情報学部の 青野 真士 先生をお迎えし、講演会を開催しますので、ご案内いたします。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 平成29年度第5回教養教育センター講座
 「粘菌アメーバに学ぶモノを使ったコンピューターの可能性」
 日時:平成29年12月20日(水) 10:40~12:10
 会場:山梨大学甲府東キャンパス T1号館 T1-11教室
 講師:慶應義塾大学 環境情報学部 准教授 青野 真士 氏   

【講師の経歴】
青野 真士 氏
1977年生まれ。2017年4月より慶應義塾大学 環境情報学部准教授/東京工業大学地球生命研究所フェロー。神戸大学大学院自然科学研究科博士課程後期課程修了、博士(理学)。以降、複雑系科学や自然計算といった、自然現象を創発的計算課程として捉える研究を専攻。
理化学研究所とJSTさきがけにて、粘菌アメーバに学んだ革新的コンピュータの研究を進め、ナノデバイスの物理ダイナミクスや揺らぎを活用する非ノイマン型コンピュータの開発に取り組む。平成28年度文部科学大臣表彰「若手科学者賞」受賞。

【講演の内容】
 単細胞アメーバ生物・粘菌の振る舞いを利用して、普通のコンピューターでは計算が難しい複雑な問題が解けるということを聞いたことがありますか。
 青野先生は、粘菌アメーバが、自然環境に適合するような行動を効率よく選びながら生きていることにヒントを得て、複雑な問題の答えを膨大な数の候補の中から素早く探し当てる革新的な方法を考案し実証した、先駆的研究者です。青野先生が注目するのは、アメーバの複数の末端部分の動きが、互いの関係を保ちながら確率的に間違いを起こすという特徴です。
 粘菌アメーバに学んだ革新的コンピューターの研究と、より広く自然現象を創発的な計算過程ととらえ、こうした特徴をもつ「モノ」を使った全く新しいコンピューターを創る可能性についてお話しいただきます。