2017/06/01開催 平成29年度第1回教養教育センター講座「山梨大学で4年間学んだこと、そして大学院生+青年海外協力隊員としてのこれからについて」

平成29年度第1回教養教育センター講座
「山梨大学で4年間学んだこと、
そして大学院生
+青年海外協力隊員としてのこれからについて」を開催 

 6月1日(木)甲府キャンパスM-11教室にて、平成29年度第1回の教養教育センター講座「山梨大学で4年間学んだこと、そして大学院生+青年海外協力隊員としてのこれからについて」が開催されました。講師は本学卒業生で京都大学大学院に進学し、この秋から青年海外協力隊の隊員としてフィリピンで活動する予定の 生駒 忠大 さん。またコメンテーターに、本学スペイン語非常勤講師で東京大学名誉教授・公益社団法人青年海外協力協会理事の、 木村 秀雄 先生をお招きしました。教育学部の1年生を中心に、約90名の学生・教職員、そして学外からも生駒さんのお知り合いが何名か、駆けつけて下さいました。

 講演会はセンター長の時友裕紀子先生の開会の辞と司会の渡辺暁准教授(教養教育センター・スペイン語)の趣旨説明にはじまりました。生駒さんはまず山梨大学在学当時の活動を振り返り、1年次に参加したJICA(国際協力機構)の合宿研修やフィリピン語学留学にはじまり、フィリピンをはじめとする東南アジアへの旅行や、旅サークル「いってこうし」の創設などの学内での活動、そしてもちろん学科・研究室での研究活動の中から、なぜ大学院への進学を考えるようになり、さらには青年海外協力隊(有機農業)という進路を選んだのか、そしてこれから派遣されるフィリピンの農村で、どのような形で有機農業に携わっていくつもりなのか、といった今後の抱負を、自分の言葉でとてもわかりやすい形で話して下さいました。

 コメンテーターの木村秀雄先生は、開口一番「生駒くんは特別なわけではありません」との一言から話をはじめ、生駒さんのような問題意識や国際経験がなくても、協力隊で活動したいと思ったら、派遣されるチャンスは十分あるし、それは学生の皆さんにとってグローバルな(木村先生によれば「国と国の間の垣根がない」)社会というものを考え直すよいきっかけになるのではないかと述べ、また青年海外協力協会の理事として今後、協力隊と山梨大学のあいだの橋渡しをすることも可能である、ともおっしゃっていました。

 その後の質疑応答では親しみやすさもあってか、たくさんの質問が飛び出し、生駒さんも丁寧に答えていました。終了後に参加者が提出したコメントシートには「どんな先生の講義より面白かった」などの感想がよせられるなど、学生の皆さんに確実に何かが伝わったという手応えがありました。

 お二人のお話を聞いた学生さん達にとって、国際協力の世界が、お話を聞く前よりもずっと身近なものになった。そんなことを感じさせる講演会でした。

 
      講演する生駒さん         参加者に向けお話される木村先生    


     熱心に聴講する参加者