2018/02/02開催 平成29年度第6回教養教育センター講座 宮永義夫先生最終講義「言葉を学ぶということ-学んできたこと、学んでほしいこと-」

平成29年度第6回教養教育センター講座 宮永義夫先生最終講義
「言葉を学ぶということ-学んできたこと、学んでほしいこと-」を開催

 

 2018年2月2日(金)甲府西キャンパスY号館Y-33教室にて、教養教育センター教授 宮永義夫先生による「言葉を学ぶということ−学んできたこと、学んでほしいこと−」の講演会を開催しました。この講座は宮永先生のご定年退職前の最終講義でもありました。

 講義の最初にはBrené Brownの言葉 “ The power of vulnerability ”(傷つきやすさ、心のもろさ、無防備)を紹介され、自分の弱さをさらけ出し傷ついたとしてもそれは弱さではなく、勇気であるという「人間のふるまい」に先生は最も関心があり、これは言語学習における醍醐味に通じるものと話されました。言語学習には異文化を受け入れる開かれた心を養う訓練や、言語を取り巻く自然、風土、文化、社会、言って見れば言語環境を理解することが重要であり、一方、言語を運用する訓練、つまり、慣れて使えるようになるスキルのためのトレーニングも必要で、これが授業における中心となるものであることをわかりやすく説明されました。

 さらにはご自身の学習遍歴や、戦後早期に海外へ行かれたお父上、恩師の村田経和氏ら、及び参加されたドイツ演劇などから得た影響について具体的で楽しいお話をしてくださいました。

 宮永先生は1986年に山梨医科大学に赴任され、山梨大学と山梨医科大学との統合後は教育人間科学部に所属、さらに教養教育センター教授としてドイツ語を中心とした全学共通教育科目の運営にご尽力くださいました。ご定年後も引き続き山梨大学の教養教育の推進と言語教育のためにご助言をいただきたくお願いする次第です。先生の今後の教育研究のご発展とご健康をお祈りいたします。

 

 
       講演される宮永先生       参加者に向け、言語学習について熱く語られました


      講演後の記念撮影
(左)古家副センター長 (中央)時友センター長