第2回教養教育センター講座(2015/06/26開催)

第2回教養教育センター講座 日系カナダ人作家講演会

 6月26日、国際的に活躍する作家ヒロミ・ゴトー氏を招き、教育人間科学部キャンパスにおいて教養教育センター講座が開かれました。堀哲夫副学長の温かな歓迎の挨拶で開会したゴトー氏の講演には、同じくカナダ人作家のラリッサ・ライ氏、カナダ文学研究者の戸田由紀子教授(椙山女学園大学)が出席し、教育人間科学部の沢田知香子准教授が司会・解説を務めました。

 ゴトー氏は、日系カナダ人、そしてフェミニストとしての視点から「多文化社会」カナダについて話されました。また、英連邦作家賞受賞作『コーラス・オブ・マッシュルーム』の話を交え、昔の物語を新しく変容させることは過去と現在を繋ぎ、未来に向かうパワーになると語りました。聴講した50人余りの学生にとって異文化におけるマイノリティの現実に触れる機会となったのはもちろん、氏の話に勇気づけられたとの声もありました。進藤聡彦センター長の閉会の辞に言及されたとおり、その土地の食べ物と同様、その土地の「物語が血となり肉となる」というメッセージが印象深い講演でした。