
令和6年度第6回教養教育講座
「能登半島地震から1年 水インフラの重要性」を開催
令和7年2月7日(金)、山梨大学工学域土木環境工学系/国際流域環境研究センター 中村高志 准教授を講師としてお招きして、令和6年度 山梨本学・山梨県立大学合同特別講演会 第6回山梨大学教養教育講座を対面とオンラインのハイブリッド方式で開催し、本学と山梨県立大学の学生・教職員ら45名が参加しました。
講師の中村先生には、「能登半島地震から1年 水インフラの重要性」と題してご講演をしていただきました。ご講演では、能登半島地震とその被害について紹介していただいた後に、特に水道や下水道などの水インフラに関する被害状況と復旧について詳細に説明していただきました。ご講演の後半では、地震が多い日本、また過疎化・少子高齢化が進む日本の地方における今後の水インフラの目指す方向として、小規模分散型の水インフラの考えについて紹介していただきました。水という当たり前の資源ですが、その水を安全かつ安定に全ての人に届けて、そして、使い終わった汚れた水やし尿を安全に処理することの大切さ、現状の課題、今後の新しい方向性を学ぶ直す良い機会になりました。