令和2年度第3回教養教育センター講座
「科学技術×伝統技術で実現する地域における価値創造」を開催
2020年12月18日（金）、山梨県立大学 国際政策学部 国際コミュニケーション学科 杉山歩准教授をお迎えし、山梨大学・山梨県立大学合同による第3回教養教育センター講座を開催しました。本学の学生や教職員だけでなく山梨県立大学からの参加者もあり総勢107名の盛況となりました。
講師の杉山歩准教授が第1回 STI for SDGs アワードで文部科学大臣賞（最優秀賞）を受賞された「染色排水の無害化を切り拓く最先端の草木染め」プロジェクトの内容などについて、「科学技術×伝統技術で実現する地域における価値創造」という題目でご講演頂き、専門分野に捉われず多様な分野について学び、様々な専門分野や価値観を持つ人たちと交流することによって新しい価値が創り出されることを、具体例などを交えて分かり易く説明して頂きました。
参加した学生からは、「様々な分野の人との交流を大切にして、将来新しい価値を創り出せる人間になりたい」、「これからの社会では多様性が重要になるので幅広い知識を柔軟に取り入れるようにしたい」、「文系と理系に分かれてから自分が将来できることの幅が狭くなったように感じていたが、考え方次第で様々な分野で活躍できることを知れた」、「今までの考えにとらわれない斬新な話を聞けたのでとても有意義な講座だった」、「これから勉強していくにあたって背中を押してもらえたと思う」、「杉山先生ご自身の行動力に感銘を受けてとても驚いた」、「時代の最先端にいる先生がとてもユニークなことを研究されていてとても楽しい講座だった」などの意見が聞かれ、非常に刺激を受けた様子も伺え有意義な講座となりました。