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2022/7/19開催
第1回教養教育センター講座「山梨県の健康長寿へ貢献する食品栄養の研究」

令和4年度第1回教養教育センター講座
「山梨県の健康長寿へ貢献する食品栄養の研究」を開催

 令和4年7月19日(火)、山梨大学生命環境学部地域食物科学科 石山詩織 助教を講師としてお招きして、令和4年度 山梨本学・山梨県立大学合同特別講演会 第1回山梨大学教養教育センター講座を開催しました。本学と山梨県立大学の学生・教職員ら104名が参加し、盛況なセンター講座となりました。
 講師の石山先生には、「山梨県の健康長寿へ貢献する食品栄養の研究」と題してご講演をしていただきました。その中で、山梨県民は2型糖尿病や高血圧による腎不全が多いという調査結果、山梨県の健康寿命は男女ともに全国2位の長さであること、山梨県民の食生活は米食派が多く、食物繊維摂取量が少ないことなどの山梨県の健康・栄養に関するデータと、更なる健康長寿には“腎機能の改善”がカギとなることを紹介していただきました。講義後半では、糖尿病の発症メカニズムや糖尿病が引き起こす種々の悪影響、糖尿病を改善する食事(β-グルカンを多く含む大麦の摂取)についての石山先生の最新の研究成果を分かりやすく解説していただきました。健康長寿につながる私たちの食事の大切さについて考え直す良い機会になりました。
 また、ご講演の冒頭では、現在の日本の博士学生と若手研究者の現状とともに、石山先生が研究者を目指すきっかけや経緯などについてもご紹介していただき、修士・博士課程への進学や研究者を目指す学生にはとても参考になるものでした。。

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