令和5年度第2回教養教育講座
「生活の安全と安心を支える分析化学」を開催
本年度の第2回教養教育講座は、山梨大学・山梨県立大学の合同特別講演会として令和5年10月17日（火）に開催され、本学工学部応用工学科の植田郁生准教授による「生活の安全と安心を支える分析化学」と題した講演が行われました。今回の講座は対面とオンラインによるハイブリッド形式で実施され、本学と山梨県立大学の学生・教職員を合わせて36名の参加がありました。
講師の植田郁生准教授には、私たちが日々安心して生活するために行われている身の回りにある有害物質の種類や含有量の測定に必要な分析化学技術について、様々な分析技術の種類やその基本原理について演示実験を交えながら分かり易く丁寧に説明して頂きました。さらに、水道水に含まれる化学物質や大気中の有害汚染物質などに対する具体系な事例をご紹介頂くとともに、植田准教授自身の最先端の研究内容についても解説して頂きました。
参加者は熱心に講演を聴き、講演後には分析化学技術の原理などに関する専門的な質問や日常生活における応用例に関する質問がされるなど、私たちが日常生活を安心して送るために分析化学がいかに重要な役割を果たしているのかがよく分かる有意義な講座となりました。