令和5年度第5回教養教育講座
「私たちの命を守るハザードマップの役割と課題」を開催
令和５年１２月１日（金）、山梨大学工学域土木環境工学系／地域防災・マネジメント研究センター 佐藤史弥 助教を講師としてお招きして、令和５年度 山梨本学・山梨県立大学合同特別講演会 第５回山梨大学教養教育センター講座を対面とオンラインのハイブリッド方式で開催し、本学と山梨県立大学の学生・教職員らが参加しました。
講師の佐藤先生には、「私たちの命を守るハザードマップの役割と課題」と題してご講演をしていただきました。ご講演の冒頭で、山梨県の災害リスクについて紹介していただいた後に、ハザードマップが『防災対策を考える、はじめの一歩となるツール』になること、ハザードマップの整備と利活用状況について説明していただきました。ご講演の後半では、甲府市の洪水と土砂災害のハザードマップを用いて、その読み解きを解説していただき、参加者も読み解きにチャレンジしました。さらに、富士山火山ハザードマップの内容とその読み解く際の留意点を説明していただきました。講演のタイトルのとおり、私たちの命守るハザードマップについて理解し、その活用術を学ぶ直す良い機会になりました。