令和4年度第5回教養教育センター講座
「量子もつれとは何か？－技術応用への観点から－」を開催
令和5年1月27日（金）に、北里大学理学部物理学科の岡寿樹教授をお招きして、山梨大学・山梨県立大学合同特別講演会・第5回山梨大学教養教育センター講座を開催しました。本学と山梨県立大学の学生・教職員49名が参加し、盛況で密度の濃いセンター講座となりました。
講師の岡寿樹先生には、「量子もつれとは何か？－技術応用への観点から－」と題して、2022年のノーベル物理学賞を受賞した研究テーマである「光子を用いた量子もつれ」について、光科学の歴史や「光子」とは何かといった基礎知識からお話ししていただき、量子もつれの基本原理や情報・医療などの分野における最先端技術への応用などを例に、その不思議さについて大変分かり易く解説していただきました。
参加者は熱心に講演を聴き、講演後には量子もつれの様々な分野への応用可能性などについて活発な質疑応答が交わされるなど有意義な講座となりました。